8月16日に代表選手による『SHOW CASE』を実施
本日、JBA(日本バスケットボール協会)は『BASKETBALL ACTION 2020』に関する発表記者会見を開いた。
『BASKETBALL ACTION 2020』とは競技やカテゴリーの垣根を超えたオールバスケットボールの協力体制の下、「超える力。叶える力」をテーマに、バスケットボールを「する」、「観る」人たちへ新たな価値を提供するプロジェクトだ。
登壇した⇒JBAの三屋裕子会長は「協会とリーグに立ち位置の違いはあるが、『バスケで日本を元気に』という同じ理念のもと垣根を越えて相互作用していく。これはスポーツ界でも日本バスケならではの取り組み」と自負している。
そして、この『BASKETBALL ACTION 2020』の一環として、8月16日に男子車いすバスケのデモンストレーション、3人制、5人制の男女日本代表が試合をする『SHOW CASE』を国立代々木競技場第一体育館で行うことを発表した。このイベントはリモートマッチで無観客で行われ、男子日本代表のフリオ・ラマスヘッドコーチの来日に向けての準備が進められているという。
Bリーグの島田慎二チェアマンも登壇し、これらのプロジェクトの具体的な内容を説明した。バスケットボールを「する」に関しては、トップ選手とコミュニケーションできる機会の創出や若い世代へ夢や希望のきっかけ作りを目的に『フリースローチャレンジ』のイベントや『スキルドリルの開発』を進めている。
また、バスケットボールを「観る」に関しては、トップパートナーであるソフトバンクの『5G』通信を用い、新たな観戦スタイルを提供する。『バスケットLIVE』ではB2の試合のカメラ台数の増加、スロー、実況の追加がすでに決定されている。B1の試合では選手の情報やスタッツを映すなど、CG表現のリッチ化を進めている。
三屋会長は「できないことを考え、それに囚われるのではなく、できることにフォーカスし、皆様に元気の種を届けるべく挑戦してまいります」と力強く語った。