「若い選手にとっては良い試みだと思う」
NBAはオーランド行きを逃した8チームをシカゴに集め、ミニキャンプやプレシーズンマッチを開催する『第2のバブル』案を検討している。だが、ESPNの『Sports Center』に出演したウォリアーズのステフィン・カリーは、この『第2のバブル』への参加に懐疑的な見方を示した。
「結論を言えば意味のない試合でプレーするのは難しい。分かりきったことだ。ただ、若い選手にとっては9カ月ものオフの後に下位8チームで試合をするのは良い試みだと思う。もちろん安全が第一だ。様々な課題をクリアできるなら、やってみても良いかもしれない」
2019-20シーズンのウォリアーズはカリーを含む主力のケガが響き、15勝50敗とリーグワーストの成績に沈んだ。ヘッドコーチのスティーブ・カーも、4月の時点で「我々のシーズンは終わったと思っている。選手とは連絡を取っているが我々にとっては終わったもようなものだ」と話していた。
カリーも話しているように、チームの1番の懸念は選手が3月中旬から12月初旬まで実戦から遠ざかってしまうことだ。『第2のバブル』案は通常のサマーリーグに近い形になると予想され、この問題を解決できる。それでも、球団はそれぞれの施設でのキャンプと近隣のチームとの試合を希望しているという。
その中でウォリアーズのボブ・マイヤーズGMはNBAから要請があれば参加する意向を示した。「一歩引いて『我々は良きパートナーであり続ける』と確認する必要がある。難しい状況だがリーグのために最善を尽くす」