ジャマール・クロフォード

「チャンスを与えてくれたネッツに感謝している」

ネッツと契約したジャマール・クロフォードは、オーランドでの『バブル』に参加する最年長選手となる。今年の3月に40歳になったクロフォードだが、2018-19シーズンのプレーで証明した通り、彼にとって年齢は単なる数字でしかない。

バスケへの愛情が強く、40代に突入した今も若々しい気持ちを維持している彼は「40歳になったのではなくて、2度目の20歳を経験しているだけさ」と『New York Post』に語った。パフォーマンスやコンディションが今もなお落ちていない理由を「妻が数年前から食事の内容を変えてくれて、それがとても大きい」と説明し、妻の献身的なサポートを称えた。

ケガで不参加のカイリー・アービング、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たためチームを離れているスペンサー・ディンウィディーに代わるスコアラーとして期待されているクロフォードにとって、今回の『バブル』は来シーズンの契約をかけた戦いでもある。

「どういう役割になるか分からないけど、とにかく全力を尽くすだけ。チャンスを与えてくれたネッツに感謝している」と、今までと同様に与えられた役割に徹することを決めている。

長く孤独なトレーニングを続けていたクロフォードだが、ようやくNBAのコートに立つ時が来た。40歳で挑む彼の新たな挑戦に注目したい。