島田新チェアマン「バスケットを通して社会に元気を届けたい」
Bリーグが2020-21シーズンの概要発表会見を実施した。新チェアマンに就任した島田慎二が登壇し、「新型コロナウイルスや豪雨と国難が続きますが、我々はバスケットを通して社会に元気を届けてまいりたい。お客様を開幕からお迎えして開催できるように全力を尽くしてまいります」と新シーズンを迎えるにあたっての意気込みを語った。
もっとも、新型コロナウイルスへの最大限の注意が求められる現状、Bリーグも観客を入れて開催できるかどうかは分からない。通常通りの開催がベストではあるが、無観客あるいは人数を制限しての開幕を想定し、トップパートナーのソフトバンクと協力することで『withコロナ 会場を超える視聴体験』を準備していることを発表した。
開幕へ向けたメッセージは「準備はいいか?」、シーズンテーマは「HANDS UP!」となる。開幕カードは以下の通り。
10月2日(金)
A東京vs川崎 @アリーナ立川立飛
10月3日(土)
宇都宮vs琉球 @ブレックスアリーナ宇都宮
SR渋谷vs三河 @青山学院記念館
新潟vs横浜 @アオーレ長岡
信州vs秋田 @ホワイトリング
三遠vs千葉 @浜松アリーナ
名古屋Dvs北海道 @ドルフィンズアリーナ
滋賀vs島根 @ウカルちゃんアリーナ
京都vs富山 @ハンナリーズアリーナ
大阪vs広島 @おおきにアリーナ舞洲
他の試合に先んじて金曜ナイトゲームで行われるのがアルバルク東京vs川崎ブレイブサンダースだ。A東京は2連覇の実績があり、優勝チームが出なかった昨シーズンも32勝を挙げてB1最高勝率をマークしている。対する川崎は、A東京に続く31勝を挙げた中地区優勝チーム。昨シーズンは途中終了となったために実現しなかった『幻のファイナル』のカードが開幕戦で組まれた。
A東京から登場した田中大貴は2カ月半先の開幕に向けこう語る。「大変な状況が続きますが、ファンの皆さんも試合を楽しみにしてくれていると思うし、僕たちも早く皆さんの前で良いパフォーマンスをしたい。いろんな人の動きや力があって開幕を迎えられると思うので、みんなで力を合わせて良い開幕戦を迎えたいし、そこで選手として素晴らしいパフォーマンスをできるように準備する」
また川崎の藤井祐眞も「僕たちは開幕に向けてしっかり準備をして、皆さんに良い試合を見せれたらとの思いでやっていく」と意気込みを語った。
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