「自分たちで盛り上げていく」
NBAは今月末からオーランドのディズニー・リゾートでの集中開催、無観客試合という形で再開される。
慣れ親しんだホームコートが使えず、ファンの後押しもない。まるで練習試合のような雰囲気に戸惑う選手もいるだろうが、セブンティシクサーズはファンの声援がない分、ベンチからの熱気をコートに伝えようとしている。
マティース・サイブルは「普段はファンからもらっている力を、今度はベンチから送る」とメディアに語っている。「ウチには声を出す選手が揃っているから大丈夫だよ。面白い挑戦になるだろうし、チームの力になることだと思う」
ジョシュ・リチャードソンもサイブルの意見に同意し、「実戦形式の練習みたいな感じになるかもしれないけれど、自分たちで盛り上げていかないといけない。僕も声を出していくよ。カイル・オクインの声は、自分たちにとって大きな力になると思う。慣れていないだろうけれど、他の選手にも頑張ってもらって、これまでとは違う形でチームに貢献してもらいたいね」
無観客だけでなく、プレーオフの結果に影響を与えるホームコート・アドバンテージもない状態で戦うだけに、どれだけコートでプレーする選手を乗せられるかも勝敗を分けるファクターになりそうだ。普段ならファンが担う役割をベンチにいる選手が肩代わりして、文字通りチーム一丸で戦うことになる。
Next stop: ??????? ? pic.twitter.com/UYcygXjfLk
— Philadelphia 76ers (@sixers) July 9, 2020