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ウォルトンもラッセルもルーキーの実力に舌を巻く

20年に渡りチームを支えてきたコービー・ブライアントが去り、ルーク・ウォルトンが新たなヘッドコーチとしてやって来た新生レイカーズ。その中心選手になると期待されている19歳のルーキー、ブランドン・イングラムへの評価が急上昇している。

チームレジェンドであるコービーが使用していたロッカーを受け継いだイングラムは、7月5日に行なわれた入団会見で、「コービー・ブライアントはいない。僕は自分が上手くやれることをやる。自分はコーチにとって指導しやすい選手でいないといけないと思っているよ。コーチが指示することをして満足させられれば、僕もうれしい」と語った。

若手を中心とするレイカーズは成長段階にあるチームだ。それでもイングラムは、ラスベガスで8日から開催されるサマーリーグに向けた練習に参加しており、2年目のポイントガード、ディアンジェロ・ラッセルを中心とするチームに手応えを感じたようだ。

また、ウォリアーズの優勝に貢献した新進気鋭の指導者であるウォルトンも、6日に行なわれた練習でのイングラムのプレーを見て好印象を持ったと話している。

「NBAは成長を続ける選手だけがプレーできる場所だから、若い彼がこれから取り組まないといけないことはたくさんある。それでも、彼のプレー、ハンドリングの技術、ボールを前に運ぶ技術、ポストアップ、ディフェンス、ディフレクトしたボールをチームのために取る姿勢には感心したよ。今のところではあるけど、すごく興奮している」

ラッセルもイングラムのプレーに驚いた一人だ。実戦形式の練習で、ラッセルが3ポイントシュートをリリースした直後のこと。フリーで打ったはずのボールの軌道が大きくそれてラインを割ったのだ。

ラッセルは練習後、このプレーについて語った。「イングラムにブロックされたのかどうか確かめたら、本人は『ああ、俺だけど?』という感じだった。僕は『どこにもいなかったじゃないか!』と思ったよ」

B.I. guarding D-Lo #LakersSummer

Los Angeles Lakersさん(@lakers)が投稿した写真 –