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ヒートと決別し、故郷シカゴに凱旋する可能性が高まっている
ヒートからフリーエージェントになったドゥエイン・ウェイドが、13年所属したチームに別れを告げ、ブルズと契約する可能性が高まった。
『The Vertical』によれば、ウェイドは自らの出身地であるシカゴを本拠地とするブルズに対し、契約する意思があると伝えたという。
デリック・ローズをニックスに放出したブルズは、今夏チーム改革を断行中。FAのラジョン・ロンドと合意したという情報もあり、もし正式契約にまで漕ぎ着けられれば、ウェイド、ロンド、そしてジミー・バトラーを軸とする豪華布陣が完成することになる。
現時点では、ウェイドがブルズと合意したという確定情報は出ていない。今後キャバリアーズと接触し、盟友レブロン・ジェームズと再会を果たすという噂もある。いずれにせよ、13年間の貢献を無視するようなヒートの態度に怒り、退団を決意したとされるウェイドが今回のFA市場で求めるものは、優勝の可能性より大型契約だろう。
ところで、ヒートは今後、ウェイドにどのような対応をするつもりだろうか。13年間プレーしたフランチャイズプレーヤーを失うのは本意ではないはずだが……。そんな中、ヒートのオーナーであるミッキー・アリソンは、豪華客船『クイーンメリー2』のスウィートで寛ぐ様子をInstagramに投稿している。
もしウェイドの移籍が現実となれば、批判の矛先は呑気にバケーションを楽しむオーナーに向くかもしれない。