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新人選手による年間3ポイント成功数の球団記録も更新

2017-18シーズンは新人の豊作年。セブンティシクサーズのベン・シモンズ、ジャズのドノバン・ミッチェルに続き、レイカーズのカイル・クーズマも、歴史にその名を刻んだ。

クーズマは、NBA史上初の1年目に1000得点、400リバウンド、年間3ポイントシュート成功数が130を超えたルーキーとなった。また、レイカーズの1年目の選手では球団史上最多の3ポイントシュート成功数を記録している。

2017年ドラフトでは全体27位指名という低い評価だったが、その活躍はトップ10で指名された選手の大半を上回る。クーズマは、3月16日にステイプルズ・センターで行なわれたヒート戦の後、記録について「いつでも記録を作れるのはうれしいけど、レイカーズの記録と聞けば特にうれしいね。それに、周りから『アイツはシュートが打てない選手』と評価されていたから、そういう意味でもうれしい」と語った。

今シーズン67試合に出場しているクーズマは、平均15.4得点、6.2リバウンド、1.8アシストを記録。シモンズやミッチェルと同期でなければ、新人王の有力候補に挙げられても不思議ではない成績を残している。『ヤング・レイカーズ』の中でも特に期待される存在となっており、このペースで成長が続けばいずれは名門復活を果たしたチームでも中軸選手になれるはずだ。