ロンゾにも期待「他のポイントガードと比べても引けを取らない」
ペリカンズのヘッドコーチ、アルビン・ジェントリーは先日『The Athletic』とのインタビューでオーランドでのシーズン再開について現在の心境を語った。
NBA再開まで1カ月を切り、通常とは異なる環境で試合が行われるが、ジェントリーはそれぞれが適応する必要があると考えている。「全員にとって新しい試みになるので柔軟性が必要だ。どんなことが起きても対応しなければならない。実際どうなるかは始まってみないと分からないが、手持ちのカードでなんとか対応するしかない」
現在65歳と高齢のジェントリーは新型コロナウイルス感染リスクが高いためオーランドに帯同できない可能性もあったが、現時点でリーグからの具体的な指示はないという。「指揮を執ってはいけないとは誰からも言われていない。オーランドで指揮を執るのが楽しみだ。再開後に選手が楽しみながらプレーするのを見たいと思っている。中断前の好調を維持したいが、制限を設けずに指揮を執るつもりだ」
ケガでNBAデビューが遅れたザイオン・ウィリアムソンについては再開後も活躍してくれると期待している。「中断中、ザイオンはとても厳しい練習をこなしてきた。中断期間が長かったから多少動きが鈍っているかもしれないが、いずれ調子も戻るだろう。中断前の状態に戻れるはずだ」
また、シーズンが中断していなければさらに飛躍したであろう選手にザイオンとロンゾ・ボールの名前を挙げた。「ザイオンという名前の選手だ(笑)。ザイオンは素晴らしいプレーをし始めたばかりだったんだ。もう1人印象に残っているのはロンゾ。リーグの他のポイントガードと比べても引けを取らないくらい良いプレーをしていた。アシスタントコーチのフレッド・ビンソンが素晴らしい仕事をしてくれてロンゾは自信をつけた。シュート力も向上していて対戦相手が彼にシュートを打たせても良いと考えているなら驚きだ」
「一番重要なのはケミストリーを構築し、選手がそれぞれの役割を理解し受け入れることだ。全員がそこを通過できればチームは良い方向に向かい成功を収めることができるだろう」