ケビン・ガーネット

「彼のアプローチを手本にしたいと思う」

セルティックスのジェイレン・ブラウンは先日、『ESPN』の取材で2020年バスケットボール殿堂入りを果たしたケビン・ガーネットがロールモデルだと語った。「僕のような若手にとって、KG(ガーネットの愛称)のコート上での振る舞いは良いお手本だし、尊敬している。彼のように競争心を持ってエネルギッシュにプレーすべきだと思う。僕の目指すべき姿だ」

2015-16シーズンを最後に現役を引退したガーネットは1995年のドラフト全体5位指名でティンバーウルブズへ入団。オールスターに15回選出され、2004年にはレギュラーシーズンMVP、2008年には最優秀守備選手賞を受賞した。そして、セルティックス時代の2008年にNBAチャンピオンに輝いている。

ブラウンは2016年のドラフト全体3位指名でセルティックスに入団し、4年目の今シーズンは1試合平均20.4得点、6.4リバウンドを記録しオールスター級の選手へと成長した。ただ、チームはガーネットがプレーしていた2008年以来NBA優勝から遠ざかっている。「KGはボストンで最後に優勝を経験した選手だ。僕もこのチームで優勝したいからKGからインスピレーションをもらっているよ。彼とはポジションも違うしタイプも違うけれど、彼のアプローチを手本にしたいと思う」

セルティックスは7月30日から再開するプレーオフ争いを東カンファレンス3位で迎える。ジェイソン・テイタムやケンバ・ウォーカーと才能が揃っているチームを頂点に導くことができるか。ブラウンのリーダーシップに注目したい。