自国メディアの取材に「いつも自分自身に挑戦したい」
昨日、三遠ネオフェニックスとの契約が発表されたサーディ・ラベナ。自国のプロリーグではなくBリーグに挑戦するフィリピンの大学No.1プレーヤーが、自国メディア『RAPPLER』のインタビューに答えた。
「僕は自分ができると分かっていることをやり続けたくはない。いつも自分自身に挑戦して、できるとは思っていないことをやりたい。Bリーグのレベルでプレーすることは大変だけど、得られるものも大きいはずだ。家族や友人と離れることになるけど、日本は近いしね」と、ラベナは今年に入って検討し始めた三遠との契約を決断した理由を語る。
「僕はフィリピン人のいない場所に行くけど、フィリピンへの愛が揺らぐことは決してない。チャンスがあればフィリピンのためにプレーしたいと思っている。日本でも自分がフィリピン人であることの誇りを持ってプレーしたい」
「大変なこともあるだろうけど、夢を持って一生懸命にやれば乗り越えられるはずだ。大変なことがあった一日の終わりに、僕は自分に『やれる』と言い聞かせるだろうね。僕はそういうタイプだから」
インタビューの最後に、ラベナは来日に際して髪を赤く染めると語っている。新型コロナウイルスの影響がまだあるため、いつ来日するかはまだ決まっていないとのことだが、その時は髪の色にも注目したい。
また、フィリピンのバスケットボール協会は「日本でのプレーは彼にとって国際レベルのバスケットボールを学ぶ素晴らしい経験になる」との声明を発表。初のアジア特別枠でBリーグに加わったことを祝うとともに、フィリピンのバスケットボールファンとともに彼の日本での成功を願うとコメントした。