Bリーグ初のアジア特別枠での契約選手
三遠ネオフェニックスが今日、サーディ・ラベナを獲得したことを発表した。
ラベナは189cm97kgのシューティングガード。アテネオ・デ・マニラ大学出身のラバナは、フィリピンのインカレにあたるUAAP選手権でチームを3連覇に導き、3年連続で同大会のファイナルズMVPを受賞。フィリピンの大学No.1プレーヤーと評され、すでにフル代表デビューを果たしているが、国内プロリーグのPBAではなく、日本のBリーグでプロデビューすることとなった。
昨年のワールドカップ予選でもプレーしたラベナは、身長189cmながら滞空時間のある豪快なダンクを叩き込める身体能力を持ったスコアラー。また、ディフェンスに囲まれても当たり負けすることのないフィジカルも魅力的だ。
Bリーグは2020-21シーズンからアジア特別枠が導入され、フィリピンもその対象となる。三遠はセルビアの世代別代表の監督を務めたウラジミール・ヨヴァノヴィッチをアドバイザーとして迎え、ヘッドコーチも同じくセルビア出身のブラニスラフ・ヴィチェンティッチの就任が決まっている。そしてセルビア代表のステヴァン・イェロヴァツも獲得しており、今シーズンは5勝36敗と低迷した三遠が、再建へ大きく踏み出している。