ダニー・グリーン

シーズン中断の影響でリング授与の機会を失う

2018-19シーズンのNBAファイナルでウォリアーズを下し、球団初優勝を果たしたラプターズ。アメリカ以外の国に拠点を置くチームがファイナルを制した初の事例となったことを祝したリングは、650個以上のダイヤモンドを散りばめた豪華なもので、プロスポーツ史上もっとも高価な優勝リングとも言われている。

昨シーズン終了後に退団したカワイ・レナードらもすでに受け取っているが、唯一ダニー・グリーンだけがリングを手にできていない。昨年のオフにレイカーズに移籍したグリーンは、本来なら3月24日にトロントで予定されていたラプターズ戦でリング授与のセレモニーが行われるはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大によりシーズンが中断され、その機会もなくなってしまった。

『TSN』によれば、ラプターズはリングをロサンゼルスに送り届ける案を提案したそうだが、グリーンが丁重に断ったという。その理由は、熱狂的なラプターズファンが集まるスコシアバンク・アリーナで受け取りたい、というものだった。

NBAは来月末からシーズン再開の予定だが、当面は無観客で行われる。2020-21シーズンは今年の12月開幕と噂されているものの、新シーズン開幕からファンがスタンドで観戦できるかは分からない。

つまり、グリーンがリングを手にする日がいつになるかも定かではないということ。しかし、彼なりのこだわりを知れば、ラプターズファンはさらにグリーンが好きになるだろう。できるだけ早く、満員のスコシアバンク・アリーナでグリーンのリング授与式ができる日が来ることを願いたい。