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「優勝にかかわらず選手をリスペクトする球団」

大のバスケットボール通として知られるバラク・オバマ前大統領は、地元シカゴの象徴であるブルズの熱心なファンだ。しかし、名将グレッグ・ポポビッチ率いるスパーズに対してもリスペクトを惜しまない。先週ボストンで行ったスピーチの中で「自分がフリーエージェント選手なら、スパーズと契約する」と語った。

オバマ前大統領によれば、スパーズは優勝できるかどうかにかかわらず、選手をリスペクトし、チームスピリットが浸透している健全な球団とのこと。この話を聞いたポポビッチは「とてもうれしい」と喜ぶとともに、彼らしいジョークで返答している。

「彼のバックグラウンドを確認しておかないといけないね。彼が過去にやった行ないには、良くなかったこともあったと聞いている。しっかり身辺調査をしないといけない」

ポポビッチとオバマ前大統領は、ホワイトハウスで開催された2014年のスパーズ優勝報告会で面会している。その席でも、オバマ前大統領は、「パス、カッティングを含め、スパーズは美しいバスケットボールをプレーしている」と、ポポビッチのチームを称えた。