平和的な運動による変化を願うロバート・コビントン「主張するのと暴徒になるのとでは、まるで意味が違う」

平和的な運動による変化を願うロバート・コビントン「主張するのと暴徒になるのとでは、まるで意味が違う」

2020/06/04

ロバート・コビントン

大学時代を過ごしたナッシュビルで清掃活動を行う

白人警察官によるアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイド殺害事件をきっかけに、アメリカ各地で大規模な抗議デモが続き、破壊や略奪など暴動に発展する地域も続出している。この現状に心を痛めているロケッツのロバート・コビントンは、母校のテネシー州立大学があるナッシュビルで清掃活動を始めた。

コビントンは、抗議デモの参加者が市内の建物にペンキやスプレーで書いた落書きを高圧洗浄機などを使って落とす様子をInstagramに投稿し、こうコメントしている。

「この難局を乗り越えるため、僕たちは一丸となってこの国で変化を起こす必要がある。主張をするのと暴徒になるのとでは、まるで意味が違う。暴力行為で同じ意志を持つ仲間の力を弱体化させる必要なんてない。この活動の意味は、そういうことじゃない」

「立ち上がってこの問題に対する意識を高めることでのみ、変化を起こせるんだ。これからの世代のことを念頭に置いて、僕たちと一緒に先頭に立って行動しよう」

アフリカ系アメリカ人が受けてきた差別の歴史を考えれば、市民の怒りは当然だろう。だがコビントンのように、平和的な運動による変化を願う声は多い。コビントン以外にも、セルティックスのジェイレン・ブラウン、元NBA選手のスティーブン・ジャクソンらもデモに参加して、今回の件に関して声をあげるなど影響力を行使している。

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