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「今回のトレードで一番タフだったこと」を明かす
今シーズンのトレードデッドラインに成立したトレードによりレイカーズからキャバリアーズに移籍したラリー・ナンスJr.は、最高のプレー環境を手にしたと言える。
キャブズは元NBAレジェンドの父、ラリー・ナンス・シニアがプレーした球団で、Jr.にとって地元でもある。キャブズはオールスターブレーク明けの初戦でウィザーズに敗れたものの、ナンスJr.のモチベーションは高い。
地元に戻って来れたことは、ナンスJr.にとって間違いなく朗報だ。だが、地元に戻って来ることでの『問題』もある。ナンスJr.は、2月21日の練習後、移籍が決まった後で母親の一言に困惑させられたエピソードを冗談混じりで明かし、メディアを笑わせた。
「トレードが決まって、賃貸の部屋を探していることを伝えたら『家の地下室が空いているわよ』と言われたんだ。『とっても素敵だと思うけど』とね。今回のトレードで一番タフだったのはそのことさ」
今シーズンの年俸150万ドル(約1億6000万円)のナンスJr.が生活に困ることはないだろうが、母親からしたらNBA選手であっても息子は息子。同じ街で暮らすからには一緒の家に住まわせたい親心は理解できなくもない。父の願いを聞き入れて永久欠番だった『22』を継承することは決まったが、さてナンスJr.は母親の求めに応じて実家の地下室に住むことになるだろうか?
.@Larrydn22 doing what he does best for the @cavs! ?? pic.twitter.com/zYi4WYw2DM
— NBA TV (@NBATV) 2018年2月23日