ひざの勤続疲労を訴えるヤニス・アデトクンボ「医師からプレーしすぎと言われた」

2018/02/22
NBA&海外
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写真=Getty Images

1試合平均37分というプレータイムが負担に

獅子奮迅の活躍を見せるバックスのヤニス・アデトクンボ。今シーズンは27.8得点、10.4リバウンド、フィールドゴール成功率54%でキャリアハイを記録し、シーズンMVP候補にも名を連ねている。だが、37分というキャリアハイの平均出場時間による弊害もある。

昨年のオフからひざに問題を抱えているアデトクンボは、今シーズン休養日を設けて状態を悪化させないように努めてきた。しかしアデトクンボは、『Eurohoops TV』でのインタビューで「医師からは、プレーしすぎていると言われた」とコメント。まだ23才と若いが、エースとしてチームを引っ張る肉体に相当な負荷がかかっていることは想像に難くない。

ひざはアスリートにとって生命線だ。先日ニックスのエース、クリスタプス・ポルジンギスは左ひざ前十字靭帯断裂という重傷を負い、今シーズン全休が決まった。ポルジンギスもまた、昨年のオフにこれまでの『オーバートレーニング』を指摘され、今シーズンは練習量を減らし、コンディション調整に努めていたのだが、それでも大きなケガを負ってしまった。

アデトクンボは「今シーズンが終わったら休む」と話したが、NBAのシーズンは長い。バックスは現在32勝25敗で東の6位。4位ウィザーズから8位ヒートまでわずか3.5ゲーム差以内にひしめき合っているため、2年連続のプレーオフ進出を決めるには、アデトクンボの力は欠かせない。

今シーズンのNBAは、昨シーズンまでと比べてプレシーズン時期を短縮し、レギュラーシーズン開幕を早めた。この日程変更により、5日間で4試合という過密日程がゼロになったのは喜ばしいことだったが、例年より重傷者が多く出ている印象が強い。

チーム事情もあり、エースは簡単に休めない。それでも先を見据え、バックスには可能な限りアデトクンボの出場時間を調整してもらいたい。アデトクンボは、今後5年、10年後、NBAの顔になれるスーパースター候補なのだから。