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巨額テレビ放映権契約のスタートに伴って「大盤振る舞い」に

NBAは各チームが保有する選手の年俸総額の上限となるサラリーキャップを発表した。2016-17シーズンのサラリーキャップは9410万ドル(約96億円)となる。一昨シーズンは6300万ドル、昨シーズンは7000万ドルだったから、大幅に引き上げられたことになる。

テレビ放映権の新契約が新シーズンから始まるなど、リーグ全体の収入増が今回のサラリーキャップを大きく引き上げることになった。予想されていたことではあるが、各クラブのチーム編成に大きな影響を与えるはずだ。多くのNBAプレーヤーが、この夏に大幅な年俸増を勝ち取ることになりそうだ。

また、「贅沢税」ことラグジュアリータックス(サラリーキャップ超過による反則金)を科せられるラインは1億1328.7ドル(約116億円)に、またミニマムサラリー(年俸総額の最低ライン)は8472.9万ドル(約86億円)に設定された。

これらの設定額は現地7日から有効となる。ここまで「新契約を結んだ」と報じられている選手も、正式には7日以降に契約を結び、新シーズンに臨むことになる。