2018年の12月以降無所属状態
NBAが2019-20シーズン再開に向けて動き出した中、ベテランのニック・ヤングが現役続行を希望していることを明らかにした。
ヤングはTwitterに「NBA、あと1年だけやらせてもらいたい」と投稿。今シーズンは無所属の状態が続いているヤングが、最後にNBAの公式戦に出場したのは2018年の12月22日だった。
当時、負傷者を多数抱えていたナゲッツは、救済措置例外条項を行使する形でヤングと契約した。同例外条項は、ケガや病気によって最低でも4選手が3試合以上連続で欠場し、その状況が継続しそうな状況下にあるチームのロスター枠を一時的に15名から16名に増やせるものだ。ヤングは4試合に出場して平均2.3得点を記録したが、同例外条項には、欠場者のうち1名でも復帰した場合、ロスター枠が15名に戻るという条件が付いている関係で、ポール・ミルサップの復帰後に解雇された。
その後フリーエージェントとなったヤングは、家族との時間を優先し、このまま引退するのではと見られていた。しかし本人が現役続行を希望した以上、2020-21シーズンのNBAに戻ってくる可能性もある。
3ポイントシュートが得意で、優勝経験のあるウイングならば、貴重なロスター枠を使って獲得するチームも現れるかもしれない。ヤングの『ラストダンス』が実現するかどうか、オフの動向に注目したい。
Nick Young extends the @nuggets lead in the 4th quarter on @ESPNNBA! #MileHighBasketball pic.twitter.com/v9CmqxtR3u
— NBA (@NBA) December 15, 2018