低迷したチームを向上させられるか
三遠ネオフェニックスが寺園脩斗との契約継続を発表した。
寺園は延岡学園を卒業し東海大を経て九州電力に入社したが、バスケへの熱い思いを捨てられず、会社を辞めてBリーグに挑戦した『脱サラ』プレーヤーだ。
171cmと小柄だが、高いボールハンドリングとクイックネスを生かしたリングへのドライブなど、得点力も兼ね備えている。今シーズンは38試合中28試合で先発を務め、平均22.9分間のプレータイムで7.4得点、3.3アシストを記録。昨シーズンよりもプレータイムが約10分間伸び、主要スタッツのほとんどが向上した。
だが、チームは序盤から勝てない期間が続き、最終的にリーグ最低勝率でシーズンが終了した。そのため、寺園も「ブースターの皆さんと一緒に昨シーズンの悔しさを晴らしたい思いが強いです」と、コメントしている。
なお三遠は山本浩太、北原秀明、鈴木達也との契約継続を発表している。