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個性的な髪型も含めてシーズン後半戦の注目株に

思うように再建が進まないサンズは、今シーズンも西カンファレンス最下位に低迷している。デビン・ブッカーを筆頭に今後が楽しみなタレントこそ揃っているのだが、若いチームだけに安定感に欠けている。そんなチームにマジックからトレードで加入した4年目のエルフリッド・ペイトンは、チームの未来を悲観してはいない。特に、ブッカーとのデュオに可能性を感じている。

『HoopsHype』とのインタビューで、ペイトンは「デビンとプレーできることに本当に興奮している。彼は素晴らしいタレントで、シュートが非常に上手い。コートのどこからでも点が取れる。彼のプレーを楽にしてあげたい」とコメント。また「それに、彼と一緒にプレーすることで自分が得られる恩恵もある。彼は相手のディフェンスを引き付けられるから、俺がオープンな状態でシュートを打つチャンスも増える。だから決めないといけないね」と、続けた。

サンズ移籍から3試合続けて2桁得点を記録しているペイトンは、2月14日のジャズ戦で13得点11リバウンド12アシストを記録しトリプル・ダブルを達成。チームは3連敗を喫したが、ブッカーとの連携が形になれば、チームの戦績にも変化が表れ始めるだろう。

ペイトンは「俺たちは、特別な存在になれる可能性があると思うんだ」と言う。

個性的な髪型に目がいってしまうものの、ブッカーという相棒を得た今、ペイトンは選手として一皮むけるチャンスを手にした。後半戦は、チーム再建の鍵を握るフレッシュなバックコート・デュオに注目したい。