千葉ジェッツ

ミクシィのスポーツ事業本部から新社長を迎える

千葉ジェッツは今日、新たな経営体制を発表した。

代表取締役会長の島田慎二、代表取締役社長の米盛勇哉が揃って退任。2017年よりトップパートナーの位置付けにあるXFLAGスタジオ(株式会社ミクシィ)のスポーツ事業本部で本部長を務める田村征也が新たな代表取締役社長に就任する。

千葉はリリースの中で、今回の人事についてこう説明している。「世界規模で新型コロナウイルスによる深刻な事態が続く中、千葉ジェッツ始まって以来の危機ともいえる状況を乗り越えるために、チームとフロントスタッフのより一層の融合が必須だと認識しています。そのために、アカデミー部 部長の佐藤博紀、千葉ジェッツのチーム運営に深く関わるゼネラルマネージャーの池内勇太が取締役に就任するとともに、株式会社ミクシィのスポーツ事業責任者である田村征也を代表取締役に据え、より強固なチーム運営を実現できる組織になることを企図し、組織体制の変更を行うこととしました」

田村新社長は、次のようなコメントを発表している。「新しい経営体制では『千葉県をバスケットボール王国にする』というビジョンを掲げ、地域に根差し、県下における競技人口の増加を目的としたバスケットボールの普及、地元から多くのプロの輩出を目指した選手育成の強化、そしてブースターの皆さまや競技者たちに憧れを持ってもらえるような、強く魅力的なトップチームづくりを行ってまいります」

また、大河正明チェアマンに代わりBリーグのチェアマンに就任することが有力と一部で報じられている島田は、「このタイミングで完全にクラブを離れることを決意いたしました。非常に厳しい経営環境でありますが、新経営陣、フロントスタッフ、チームを信じて託します」とコメントしている。