チャンピオンリングの受け取りを拒否した元ウォリアーズのマット・バーンズ「僕の中では優勝とカウントされていない」

チャンピオンリングの受け取りを拒否した元ウォリアーズのマット・バーンズ「僕の中では優勝とカウントされていない」

2020/05/25

マット・バーンズ

「チームがローテーションを変えないことは分かっていた」

2017年シーズン途中からウォリアーズに加入したマット・バーンズは、その年に14年間のキャリアで初めてNBA優勝を経験した。引退した年に初優勝を達成し、NBA選手なら誰もが羨むようなシナリオで引退したバーンズだが、本人は必ずしもそう考えていない。

バーンズは自身がホストを務めるポッドキャスト番組『All the Smoke』で優勝についての複雑な心境を語った。その番組には2017年に殿堂入りしたトレイシー・マグレディがゲスト出演した。そして、マグレディは2013年に所属していたスパーズが仮に優勝したとしても、プレーオフで31分間しか出場しなかったため納得できなかっただろうと発言し、バーンズもこの意見に同意した。

「優勝のことを言われると、僕もトレイシーと全く同じ気持ちになる。僕はその年確かに良いプレーをしていた。ケビン・デュラントがケガでいなくなった後コンスタントに平均20分から25分プレーしていた。デュラントが復帰した後、僕はプレーオフの前週にケガをして試合に出られなくなった。人生で最も酷い足首の捻挫だった。ケガが治ったのはプレーオフの2回戦が終わった後で、チームは8連勝中だった」

「僕はベテランだったからチームがローテーションを変えないことは分かっていたし、期待もしていなかった。ベンチに座ってベテランらしく応援役にまわった。必要なときに仲間に声をかけシリーズを楽しんでいた。僕らは優勝したが、個人的にはあの優勝リングはカウントされていない。僕の中では優勝とはカウントされていないんだ」

実際バーンズは2017年ウォリアーズのチャンピオンリングを保有していない。リングは現在ウォリアーズ球団幹部のオフィスに保管されているという。バーンズが優勝をどう思うかは本人の自由だが、最後までロスターに名を連ねた彼にはそれを手にする権利がある。この先バーンズの考えが変わった時、リングがまだ保管されていることを願うばかりだ。

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