自身の感染を公表し注意喚起
ニックスで一時代を築いた元NBAスター選手のパトリック・ユーイングが、新型コロナウイルスに感染した。
現在ジョージタウン大学の男子バスケットボール部ヘッドコーチを務めるユーイングは、同大が発表した声明をシェアする形でソーシャルメディアで注意を呼びかけている。
「新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことを共有させてもらいたい。このウイルスは危険で、軽く考えてはいけない。みなさんには、どうか安全を保ち、自分自身、そして愛する人を気にかけてもらいたい」
I want to share that I have tested positive for COVID-19. This virus is serious and should not be taken lightly. I want to encourage everyone to stay safe and take care of yourselves and your loved ones. pic.twitter.com/a2fMuhIZyG
— Patrick Ewing (@CoachEwing33) May 22, 2020
同大によれば、現在ユーイングは病院で隔離された状態で治療を受けているという。
1985年のドラフト全体1位でニックスから指名されたユーイングは、その後15年間ニックスに在籍。晩年はスーパーソニックス(現サンダー)、マジックでもプレーし、2002年に現役を引退した。引退後は指導者に転身し、ウィザーズ、ロケッツ、マジック、ホーネッツでアシスタントコーチを歴任後、2017年から母校であるジョージタウン大でヘッドコーチを務めている。
外出制限の段階的な解除が始まったアメリカだが、これからもウイルスとの戦いは続く。ユーイングは、自身の感染を公表することで、あらためて注意を喚起している。