成長できる環境を最優先事項として挙げ、移籍を決断
琉球ゴールデンキングスは今日、今村佳太の獲得を発表した。
今村は24歳のスモールフォワード。新潟県出身で、プロ入りから3シーズンを新潟アルビレックスBBでプレーしていたが、契約満了に伴い退団することが発表されていた。今シーズンは1試合平均29.2分の出場で10.9得点を記録。フィジカル負けしないドライブでのアタック、またアウトサイドからのシュートも武器で、様々な形から得点に絡んで2桁得点を計算できる貴重な日本人プレーヤーだ。
琉球はリリースの中で、新戦力となった今村への期待をこう説明している。「プロ歴が浅いゆえに安定性を欠く面は否めませんが、それだけに成長余力は計り知れません。その今村選手自身が、成長できる環境を最優先事項として挙げ、琉球ゴールデンキングスへの移籍を決断しました。その過程には、苦しい葛藤があったことが窺い知れますが、愛着ある故郷の新潟、そして言葉に表せないほど感謝をしている地元チーム、新潟アルビレックスBBを離れて、沖縄へ移住します」
また今村も「琉球ゴールデンキングスに関わる全ての方々へ応援したいと思ってもらえるような人間に、そして『沖縄を元気に!』できるようなプレーヤーになりたい」との抱負を、クラブを通じて発表している。