田渡凌

今シーズンはキャプテンを務め、シーズンMIPも獲得

横浜ビー・コルセアーズは今日、田渡凌との契約満了および自由交渉選手リスト入りとなったことを発表した。

田渡は京北高校を卒業後、NCAA2部のドミニカン大学カリフォルニア校でプレーし、2017-18シーズンに逆輸入選手として横浜に入団して今シーズンはキャプテンを務めた。

シーズン序盤にケガをして田渡個人としても苦しいシーズンとなったが41試合のすべてに出場し、平均プレータイム23.6分で7.0得点、2.2リバウンド、4.3アシストを記録。アシスト力だけでなく、自らドライブで切り込み得点を挙げることができる司令塔だ。

また、オフコートでは恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演し、自身の知名度を上げるとともに、Bリーグの普及にも貢献した。それだけでなく新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断してからは、SNSで積極的に動画を配信し『エアロビ動画』は再生回数が100万回を超えエアロビ動画ブームを巻き起こした。この功績が認められ、2019-20シーズンのMIPを受賞した。

横浜はこれまでに生原秀将、秋山皓太、小原翼との契約継続、そして橋本尚明、ホール百音アレックス、ウィリアム・マクドナルド、ジェームズ・サザランドの自由交渉リスト入り、牧全の退団を発表している。