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そのロバーソンは左ひざを手術し今シーズン全休

2月6日にウォリアーズはサンダーと対戦する。ケビン・デュラントにとっては古巣対決だが、2016年夏のサンダー退団から時間を経るごとに、その『因縁』の度合いは薄れつつある。今回の対戦を前にデュラントが語ったのは、古巣から向けられる敵意ではなく、かつてチームメートだったアンドレ・ロバーソンのことだ。ロバーソンは1月下旬に左ひざを痛め、膝蓋腱を手術することに。今シーズンは全休となり、ウォリアーズ戦には出場しない。

「励ましのメールを送って、自分に何かできることがあるか聞くつもりだ」とデュラントは言う。

2013年に加入したロバーソンは、そのディフェンス能力ですぐサンダーに欠かせない戦力となった。「多分、NBAで最もディフェンスのうまい選手は彼だ。俊敏で力強くて腕が長い。スマートなプレーをする選手でもある」

ロバーソンは昨年のオールディフェンシブの2ndチームに選ばれた。1stチームにはクリス・ポールやカワイ・レナードがいるにもかかわらず、デュラントは「彼がベスト」と言う。

その1stチームに選ばれたドレイモンド・グリーンも「偉大なディフェンダーだよ」とロバーソンを称える。「常にボールにプレッシャーをかけて、オフェンスの流れを阻害する」

ロバーソン離脱後のサンダーは1勝4敗と失速。『宿敵』ウォリアーズに勝つことができれば悪い雰囲気は一気に払拭できるだろうが、ホームのウォリアーズにも油断はない。注目の一戦となる。