中村太地

大型化が進む日本代表でも注目される若き司令塔

京都ハンナリーズは今日、ポイントガードの中村太地を自由交渉選手リストに公示したことを発表した。

中村は190cmの大型ポイントガード。福岡大附属大濠から法政大へと進み、1年からシーホース三河、富山グラウジーズ、横浜ビー・コルセアーズと3年連続で特別指定を経験。大学4年となった今シーズンは大学バスケ部を退部して、京都とプロ契約を結んだ。

サイズとフィジカルを生かし、強気に仕掛ける自らのプレーを起点にクリエイトできる能力が持ち味。京都では伊藤達哉が移籍して空いた先発ポイントガードに開幕から収まり、全41試合に出場して40試合にスタメン出場。1試合平均23.5分のプレータイムを得て、6.3得点、2.1リバウンド、2.7アシストとオールラウンドな働きを見せていた。

また日本代表候補にも名を連ね、昨年のジョーンズカップにも参加。A代表定着には至っていないが、各ポジションで大型化を進める日本代表において注目される存在であることは間違いない。京都に残る可能性もあるが、中村が退団するとなれば、多くのチームが獲得に動くことになりそうだ。