ケンバ・ウォーカー

「明らかに僕たちには他のチームのようなサイズがなかった」

NBAは新型コロナウイルスの影響でシーズン中断してから、いまだにシーズン再開の目途が立っていない。

セルティックスはシーズンが中断するまで、オールスターのケンバ・ウォーカーや月間MVPにも選出されたジェイソン・テイタムの活躍もあり、3月10日のペイサーズ戦で勝利して6年連続となるプレーオフ進出を決めた。

しかし、昨夏にはビッグマンのアル・ホーフォードやアロン・ベインズが退団しことで、今シーズンのセルティックには高さの面で不利があると見られていた。ウォーカーも「明らかに僕たちには他のチームのようなサイズがなかった」と『USA Today』の取材で話し、それでも東カンファレンス上位をキープできている要因を明かした。

「今シーズンの僕たちはスピードに焦点を当てたんだ。スピードは僕たちが他のチームよりも優れている点だからね。セルティックスのスピード、粘り強さ、そしてお互いに助け合えることを誇りに思っているよ。もちろん、もっと這い上がらなければいけないけど、僕たちは素晴らしいパフォーマンスを発揮していると思う」

またウォーカーは「僕は(マーカス)スマートや(ジェイレン)ブラウン、テイタムとは、チームUSAで一緒にプレーしていたから良い関係を築けていた」とケミストリー構築に時間がかからなかったことも明かした。

今シーズンのセルティックスは43勝21敗で東カンファレンス3位に付け、優勝を狙える位置にいる。シーズンが再開するかどうかはまだ分からないが、セルティックスは自分たちの強みを生かして、2008年以来の優勝を目指して戦い続ける。