田中大貴

川崎の藤井祐眞はBリーグ史上初となるトリプル受賞を達成

Bリーグは一昨日から3夜連続で『B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20』を開催している。

最終日の今日は、ベストディフェンダー賞、ベスト6thマン賞、レギュラーシーズンベストファイブ、レギュラーシーズン最優秀選手、B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2019-20が発表された。

ベスト6thマン賞とベストディフェンダー賞はともに川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞が受賞した。ベスト6thマン賞は2017-18シーズン以来、2回目の受賞となる。「1つの賞をいただけるだけでもありがたいのに、2つも獲れて本当にうれしいです。来シーズンも同じ賞を獲れるように頑張ります」と喜びを語った。

レギュラーシーズンベストファイブには、ライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、田中大貴(アルバルク東京)、藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)、金丸晃輔(シーホース三河)が選出された。ロシターと藤井は初受賞となり、他3選手は4年連続4回目の受賞となった。

また、藤井はBリーグ史上初となるベスト6thマン賞、ベストディフェンダー賞、ベストファイブのトリプル受賞を達成した。

そして2019-20シーズンの最優秀選手にはA東京の田中大貴が選出された。田中はA東京の主力として、今シーズンも出場した39試合のすべてで先発を務め、平均11.1得点、1.9リバウンド、4.8アシスト、1.5スティールを記録し、東地区優勝に貢献した。また、日本代表としてもコンスタントに活躍し成長し続けていることからMVPに選出された。

田中はMVPを受賞し、このように語った。「大学入学の時に父親を亡くしてしまいましたが、ずっと応援してくれていると思うから父親に報告したいです。今日は母の日ですし、母もこうやってMVPを受賞できて喜んでくれていると思います。小さい頃から好きなことをさせてくれた母親にも感謝の気持ちしかないので、本当に最高のプレゼントになったと思います。オリンピックや世界の舞台でもっと活躍したい気持ちがあるので、これで目標が達成されたわけではないので、高い志を持って取り組んでいきたいです」

新型コロナウイルスの影響でチャンピオンチームなしのままレギュラーシーズン終了となったが、このアワード賞をもってBリーグ2019-20シーズンの全日程が終了した。

B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20

ベストディフェンダー賞 藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)
ベスト6thマン賞 藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)
レギュラーシーズンベストファイブ ライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)/ 富樫勇樹(千葉ジェッツ)/ 田中大貴(アルバルク東京)/ 藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)/ 金丸晃輔(シーホース三河)
レギュラーシーズン最優秀選手 田中大貴(アルバルク東京)
B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2019-20 ジャンボくん(千葉ジェッツ)