田渡凌は『テラハ』出演に100万回再生超えの『エアロビ動画』でMIP賞受賞、「お客さんが喜んでいる姿が生き甲斐」

田渡凌は『テラハ』出演に100万回再生超えの『エアロビ動画』でMIP賞受賞、「お客さんが喜んでいる姿が生き甲斐」

2020/05/09

田渡凌

知名度向上による2つの恩恵

昨日、Bリーグは『B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20』Day1を開催。昨シーズンから新設されたMIP賞は、横浜ビー・コルセアーズの田渡凌が受賞した。

レギュラーシーズンMIP(Most Impressive Player)は、個人スタッツ、チームの勝敗、コート内外問わず、見る人の心を動かし、強く心に刻みつけられた選手に送られる。田渡がSNSに投稿した『エアロビ動画』は100万回を超える再生回数を記録し、これが受賞の大きな決め手となった。「もちろん競技者として一番力を入れて頑張らないといけないんですが、その他の部分で評価してもらえたことはもちろんうれしいです」と田渡は喜びを語る。

今シーズンの田渡はこの『エアロビ動画』だけでなくオフコートでの活動が話題を呼んだ。その最たる例が恋愛リアリティ番組『テラスハウス』への出演だ。賛否両論あったが、結果的に彼の知名度は爆発的に向上し、自身の考え方にも変化が生まれたという。

「知名度がはるかに変わったので、見られている意識を持つようになりました。練習をしないといけない、コートで活躍しないとけないと思い、今まで以上に身体に気を遣ったり食事なども含めた意識がより強くなりました」

『テラスハウス』への出演で得た恩恵は大きかったが、「競技者として常に唯一無二の存在になること」を意識しているからこそ、こうした行動ができたのだ。

「他の人と同じことをしていても正直つまらない。テレビに出演したことも、エアロビチャレンジも新しい挑戦でした。オンコートでは他の人よりも練習してみたり、いろいろな知識をつけてトレーニングに取り組んだり。アメリカのアスリートがどういう取り組みを大切にしているかを見て、実際に自分で活動してみたり、常に意識してオンコートでもオフコートでも過ごしています」

田渡凌

「大変と思ったことは一度もない」

選手として試合に集中するだけでなく、オフコートでも全力を尽くしてきた田渡だが「大変と思ったことは一度もない」と言う。それはプロスポーツ選手という職業が持つ影響力と責任感が、彼の中で非常に大きなものだからだ。

「プロアスリートとして与えられるものは多く、応援してもらえる立場として、お客さんやバスケを知らない人たちに姿を見せることは必要だと思います。その中でも喜びは、声をかけてもらうことだったり、メッセージをもらうことだったりたくさんあります。試合で勝った時のお客さんが喜んでいる姿は僕の生き甲斐ですし、頑張るモチベーションなので、すごく力になっているとあらためて感じられた一年でした」

前述の通り、田渡はオフコートでも社会貢献活動に力を入れており、「経済的、社会的困難を理由に試合会場に来られない人々に、バスケットボールの素晴らしさを体感してもらいたい」という思いから、『TAWATARI PROJECT』を立ち上げた。そして、今後もこうした活動に意欲的に取り組んでいくと言う。

「個人でプロジェクトを立ち上げてチャリティー活動をしています。チャリティで集まったシーズン中に使うはずだったお金が使えなかったので、それを寄付しようという企画をしています。特にテレビ出演をきっかけに芸能関係の人とも繋がることが増えたので、いろんなことに一生懸命やっている人とたくさんコラボして自分の成長に繋げたいです」

結果的にMIP賞を受賞し、素晴らしい形でシーズンを終えた田渡だが、チームは残留プレーオフ圏内の11勝30敗と結果を残すことはできなかった。だからこそ田渡は「今後はもっとパフォーマンスを上げて、またアワードに帰って来れるように。選手として頑張らないといけないという強い気持ちになれたアワードでした」と、コメントした。

プレーだけでなく、オフコートのパフォーマンスでも成長を誓う田渡に今後も注目したい。

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