マーク・トラソリーニ

チームの主力選手が契約満了に

レバンガ北海道は今日、マーキース・カミングス、市岡ショーン、マーク・トラソリーニ、川邉亮平の契約満了を発表した。

今シーズンの北海道は13勝27敗で東地区の最下位となったが、昨シーズンの10勝50敗を上回り、チームの成長を感じさせた。カミングスとトラソリーニはともに平均プレータイムが30分を超え、北海道の軸として活躍した。

中でもトラソリーニは2017-18シーズンから3シーズン北海道でプレーし、今シーズンは出場した19試合のすべてで先発を務めた。平均プレータイムは32.2分で平均17.8得点、7.9リバウンド、2.5アシスト、1.5スティールを記録した。206cmの長身ながら3ポイントシュート成功率も42.9%と高く、北海道の得点源として活躍した。

トラソリーニはクラブを通して次のコメントを発表している。「レバンガ北海道でプレーした3シーズンは忘れられません。コート上での目標を常に達成することはできませんでしたが、このクラブのためにプレーできて本当に楽しかったです。全スタッフ、経営陣、コーチ陣、および選手たちには感謝の気持ちしかありません。海外で暮らすことは決して簡単ではありませんが、彼らのお陰で、過ごしやすかったです」

「勝っても負けても、毎年素晴らしいファンの皆様に囲まれていました。そのファンの皆様の為にプレーすることが自分の楽しみとやりがいでした。ここまで高いレベルの熱意を持ったファンは他チームでは見たことがなく、皆さんの前でプレーできなくなることは寂しく思います。初日から、自分も家族も札幌からは歓迎された想いの中、札幌で暮らすことができて嬉しく思います。札幌でお会いした素晴らしい人々、および体験等、一生忘れません。また近々皆さんにお会いできる日を楽しみにしています」

また川邉はBリーグ初年度の途中から特別指定として加入し、4シーズンを北海道でプレーした。今シーズンは38試合に出場し平均プレータイム14.5分で3.6得点、1.7リバウンド、1.2アシストを記録している。

川邉はクラブを通してコメントを発表している。「Bリーグ初年度の途中から特別指定選手として加入し、今シーズンまでたくさんの応援ありがとうございました。ここで学んだことは忘れず、次に活かして頑張りたいと思います。ありがとうございました!」

なお、北海道はすでに現役引退を発表している折茂武彦と松島良豪の契約満了も発表した。