5月8日から球団施設での個人練習が認められる予定
NBAは先日、一部の州で外出制限が緩和されることを受け、一度に4選手以上を練習施設に入れない、ヘッドコーチとアシスタントコーチは練習に加わらない、グループワークアウト(チーム練習、実戦形式練習)はやらないという条件付きで、5月8日から球団練習施設での個人練習再開を認める声明を発表した。
それより一足早く、セブンティシクサーズの選手たちは練習施設でのワークアウトを始めたとエルトン・ブランドGMが明かした。ブランドによれば選手たちは練習施設の使用許可を得ていて、ベン・シモンズやジョエル・エンビードが身体を動かしているという。
「ベン、それに他の選手たちも球団の施設を使用する許可をもらっている。練習するにもリハビリをするにも、適切な器具を使うことが重要だ。彼は今その段階にある」と、ブランドはメディアに説明した。
2019-20シーズンが中断される以前、シモンズは腰を痛めて2月下旬から欠場していた。「彼の回復とリハビリに関しては、理に適った方法で熟慮しながら続けてきた。今は焦る必要もないが彼は懸命に取り組んでいるよ。もうすぐプレーできる状態に近づくと思う」
またブランドはエンビードについても「エンビードも練習している。彼はコンディショニング調整に集中していて、いつになったら個人トレーナーが施設へ出入りできるようになるのか、コートでの練習を再開できるのかを聞いていた。彼は必ず仕上げてくるはずさ」
シーズン再開については未定のままだが、選手はコンディショニングを整えながら、今後の方針決定を待つことになる。