八村塁の力を認めるウィザーズのジョン・ウォール「塁はルーキーだがチームの土台だ」

八村塁の力を認めるウィザーズのジョン・ウォール「塁はルーキーだがチームの土台だ」

2020/05/05

 八村塁

「若い選手が育つまで待てる時間はない」

ウィザーズのジョン・ウォールは毎年シーズン終了時に記者から同じ質問に答えている。チームを改善するために、オフシーズンに何をすればいいかという質問だ。

先日ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演したウォールは恒例の質問に詳細な返答をした。「僕とブラッド(ブラッドリー・ビール)はチームの土台だ。(八村)塁はルーキーだが土台に含まれる。そこにクリエイトしてシュートを決めきれる3番が必要だと感じる。現実的にセカンドユニットも強化が必要だ」

ウォールは八村をビールと共にチームの中心であると認めている。アキレス腱断裂のリハビリ中であるウォールは八村とはプレーしていないが、ベンチから見ていてその能力を高く評価しているのだろう。

八村はここまで41試合に出場、平均29.7分のプレータイムで13.4得点、6.0リバウンド、1.7アシストを記録、フィールドゴール成功率も47.8%と高い。ヘッドコーチのスコット・ブルックスも指摘するように、3ポイントシュートには改善の余地があるが、複数ポジションをこなせる器用さは現在のNBAで大きな武器になる。

ウォールは、セカンドユニットの強化については即戦力となるベテランの補強の必要性を訴えた。「強いチームを作るには自分の役割を理解しているベテランが必要だ。ここ数年間はチームに自分の役割を理解している選手がいなかった」

「他のスポーツでもそうだが、ここ数年はドラフトによる補強でチームの再建を図ってきた。ただ、このリーグではそこまでの時間はない。若い選手が育つまで待てる時間はないんだ」

ウォールはトレードやドラフト指名権の放出など具体的な補強の方法には触れていないが、チームに必要なものを率直に語った。ウォールの提言に対して球団がどのような判断を下すのか注目したい。

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