長いリハビリだが、ここまでは順調に回復
キャバリアーズとの2017-18シーズン開幕戦、試合開始直後のプレーで左足首があらぬ方向に曲がってしまう重傷を負ったセルティックスのゴードン・ヘイワード。左脛骨骨折、足首の脱臼により選手生命にかかわるとまで心配されたが、完全復活が可能という医師の診断に、球団関係者も胸をなでおろした。
それからおよそ3カ月、ヘイワードはコートに立ってシュート練習が可能な状態にまで回復した。ヘイワードの妻が、Instagramに3ポイントシュートを打つ夫の動画を投稿している。シュート練習といっても、勢いや強い負荷はまだかけられない状態。それでも、もう自重をかけられる状態にまで回復している姿から、リハビリはプラン通りに進んでいるようだ。
ヘッドコーチのブラッド・スティーブンズは、16日のペリカンズ戦前、ヘイワードの状態について、こう語った。
「彼はワークアウトを着実にこなしている。リハビリの進行に合わせたルーティンをこなしている。スポットに立ってのシュート練習をやっているが、まだ非常に軽めのものだ。先日の練習の最後に、彼にフリースローを打ってもらった。フリースローの成否で最後のメニューをやるかを決めようと思ってね。結局、彼が決めたので、そこで練習は終わった。彼は、今やれることをやっている段階だ」
ヘイワードを欠くセルティックスだが東カンファレンス首位を快走しており、プレーオフ進出は間違いない。ヘイワード本人は今シーズン中の復帰をあきらめていないようだが、今は一歩ずつ着実に進むべき時期だ。
どれほど順調に回復したとしても、プレーオフが始まる4月中旬までに100%まで回復する可能性は低い。であるならば、120%の状態で臨める来シーズン開幕からの復帰が、現実的なプランのはずだ。いずれにしても、回復に向け一歩ずつ前進している姿を見られるのは朗報だ。