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プレーオフ進出にはメンタルの改革が必要

現在23勝23敗で西カンファレンス9位のナゲッツ。4シーズンぶりのプレーオフ進出の可能性はまだまだ残されているものの、ベテランのウィル・バートンがチームの姿勢に苦言を呈した。

100-108でサンズに敗れた1月19日の試合後「シュートが入らない試合はある。でも、どんな時だって一生懸命にプレーすることはできる」とチームの姿勢を批判した。「どの試合に力を入れて、どの試合では力を抜くかを選んでしまっている。そんなことをしていたはダメだ。そこまでの力があるチームではないんだから」と続けた。

バートン本人も、サンズ戦ではフィールドゴール10本中3本と苦しんだ。腕利きのシックスマンとして知られるバートン自身も、2018年に入ってからの10試合でフィールドゴール成功率が40%を超えた試合は4試合に留まり、スランプを抜け出せていない。それでもコートに立てば一切の言い訳が通じないことを理解しているからこそ、気の抜けたプレーは容認できなかった。

「やるべきことを怠って、それで他の選手に言えることなんてない。全力を尽くす姿を見せることで、周りから尊敬を勝ち取れるんだ」と、バートンは言う。

昨年の11月下旬に左手首を手術した主力のポール・ミルサップは、復帰までまだ時間がかかると見られている。若手が台頭し、力のあるベテランが揃っているだけに、手遅れになる前に気持ちを引き締め直して欲しいものだ。