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ワンポイント起用ならまだまだトップクラスのベテラン

年明け早々の1月6日にレイカーズから解雇されたベテランのアンドリュー・ボーガット。フリーエージェントになったボーガットの今後について、『New York Times』は、トレード期限である2月8日以降に新チームと契約を結ぶ可能性が高いと伝えた。

今シーズンのボーガットは、レイカーズで24試合に出場し、平均9分の出場時間を得た。若い選手中心のレイカーズでは、精神的な支柱として影のリーダー的役割を担ってもいた。ウォリアーズ黄金期の礎を築いたビッグマンは、NBAでの勝ち方を知る貴重な存在だ。パワフルで粘り強い守備、的確なスクリーン、リバウンドの技術はトップクラスで、フロントコートに厚みを持たせてくれるため、勝負どころでのワンポイント起用なら、まだまだ違いを生み出すだけの力は持っている。

仮に強豪に移籍すれば、セカンドユニットの一角としてチームを引き締めてくれるだろう。もしプレーオフに進出できない再建途中のチームと契約すれば、レイカーズでの役割と同様に、プロとしての姿勢を伝えられる。

どのチームに移籍するにしても、昨シーズン後半戦にキャバリアーズと契約し、デビュー戦でシーズン終了となる大ケガを負った二の舞だけは避けたい。コート内外でベテランの味を発揮して、まだまだNBAを盛り上げてもらいたい存在だ。