写真=Getty Images

エンビードとカズンズがオールスターの先発に

2月16日から18日にかけてロサンゼルスで行われる今年のNBAオールスター。投票により決められる東西カンファレンスの先発選手が発表された。

カイリー・アービング(セルティックス)
デマー・デローザン(ラプターズ)
レブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)
ヤニス・アデトクンボ(バックス)
ジョエル・エンビード(セブンティシクサーズ)
ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)
ケビン・デュラント(ウォリアーズ)
デマーカス・カズンズ(ペリカンズ)
アンソニー・デイビス(ペリカンズ)

昨シーズンの先発と比較すると、東ではジミー・バトラーが外れエンビードが、西ではカワイ・レナードに代わりカズンズが先発の座をつかんだ。東西の最多得票は大方の予想通りレブロン・ジェームズとステフィン・カリー。この2人がキャプテンを務めることになる。

昨年に続き、オールスターの投票にはファン以外にもメディアと全現役選手による票が反映されるシステムが採用されている。ファン投票が全体の50%、メディアと現役選手の票がそれぞれ25%の配分となり、それぞれの数値からスコアを算出し、東西ガード部門2選手、同フロントコート部門3選手を選出した。

キャブズに所属していた昨シーズンのカイリー・アービングはファンと選手からトップの票を集めながら、メディアでの支持は3位止まりでスコアは「1.5」だったが、セルティックスに移籍した今回は3部門すべてでトップに。「自分をオールスターのスターターにするべく票を投じてくれたセルティックスのファンに感謝したい。セルティックスを代表して、LAでのオールスターに参加するのを楽しみにしているよ」とカイリーはコメントしている。

ジョエル・エンビードはオールスターゲーム初出場。シクサーズの選手がオールスターで先発を務めるのは2006年のアレン・アイバーソン以来のこと。「このような地位にいられるのはすごく恵まれたこと。サポートしてくれたファンに本当に感謝している」と、いつもは奔放なエンビードもファン投票とメディア投票で3位、プレーヤー投票で4位と堂々の結果で選出されたことを素直に喜んだ。

各チームの指揮官の投票で選出されるリザーブ選手は後日発表される予定。出場選手が出揃った後、レブロンとカリーがドラフト形式で好みの選手をピックアップしていく。この新方式でどんなチームが生まれるのかも楽しみだ。

東カンファレンス
フロントコート部門
順位 選手名 所属 ファン 選手 メディア スコア
1 レブロン・ジェームズ キャバリアーズ 1 2 1 1.25
2 ヤニス・アデトクンボ バックス 2 1 1 1.5
3 ジョエル・エンビード 76ers 3 4 3 3.25
4 クリスタプス・ポルジンギス ニックス 4 3 4 3.75
5 ケビン・ラブ キャバリアーズ 5 6 7 5.75

東カンファレンス
ガード部門
順位 選手名 所属 ファン 選手 メディア スコア
1 カイリー・アービング セルティックス 1 1 1 1.0
2 デマー・デローザン ラプターズ 2 2 2 2.0
3 ビクター・オラティポ ペイサーズ 4 3 3 3.5
4 ベン・シモンズ 76ers 3 6 6 4.5
5 ジョン・ウォール ウィザーズ 6 4 4 5.0

西カンファレンス
フロントコート部門
順位 選手名 所属 ファン 選手 メディア スコア
1 ケビン・デュラント ウォリアーズ 1 1 1 1.0
2 アンソニー・デイビス ペリカンズ 3 2 2 2.5
3 デマーカス・カズンズ ペリカンズ 4 3 4 3.75
4 ドレイモンド・グリーン ウォリアーズ 2 7 8 4.25
5 ポール・ジョージ サンダー 5 6 7 5.75

西カンファレンス
ガード部門
順位 選手名 所属 ファン 選手 メディア スコア
1 ステフィン・カリー ウォリアーズ 1 1 2 1.25
2 ジェームズ・ハーデン ロケッツ 3 2 1 2.25
3 ラッセル・ウェストブルック サンダー 4 3 3 3.5
4 マヌ・ジノビリ スパーズ 2 8 7 6.0
4 クレイ・トンプソン ウォリアーズ 5 9 5 6.0