信州ブレイブウォリアーズ

「上昇気流に乗るつもりで、地域のために頑張っていきたい」

Bリーグは今日、2020-21シーズンのクラブライセンス判定について会見を行い、信州ブレイブウォリアーズにB1ライセンスを交付することを発表した。

昨シーズンの信州は、48勝12敗(勝率8割)と1位の成績でB2プレーオフに進出し、2戦先勝のプレーオフでも一度も負けることなくB2優勝を果たしたが、債務超過などの要因からB1ライセンスを取得できず、昇格を逃している。それでも今シーズンはライセンス条件の5000人以上収容のホームアリーナ保持と財務基準の2つをクリアしており、B1ライセンスの取得に至った。

成績の面では40勝7敗、ともに昇格を決めた広島ドラゴンフライズとともにB2勝率トップで、悲願のB1昇格となった。

今日、会見を行った片貝雅彦社長は「今年でクラブとして9年目のシーズンを迎えて、来期から悲願のB1昇格を成し遂げることができました」と語る。「昇格は決まりましたが我々は日本一のクラブチームを目指し、そのスタートラインに立ったと思っているので、感謝の気持ちを忘れずに上昇気流に乗るつもりでしっかりと一つひとつのことを丁寧に、地域のために頑張っていきたいと思います」

また勝久マイケルヘッドコーチは「自分もB1昇格を聞いた時は鳥肌が立ちました。本来であればコートで皆さんも前で試合に勝って喜びを分かち合いたかったが、こういう形でも今すごく感動しています。今までのチームの努力が報われたと思うので、とてもうれしいです」と喜びを語った。