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ルー・ウィリアムズがキャリア最高の働きを披露

1月10日、オラクル・アリーナにクリッパーズを迎えたウォリアーズ。クリッパーズはここまで12連勝と相性の良い相手だったが、ルー・ウィリアムズがキャリアハイの50得点をマークする大暴れ。ウィリアムズは、3ポイントシュート成功数でも自己最多となる8本(16本中)を記録。フィールドゴール27本中16本、フリースローも10本すべてを成功させたウィリアムズの活躍の前にウォリアーズは106-125で敗れ、対クリッパーズ戦の連勝は12でストップした。

この試合では、ケビン・デュラントがキャリアの節目となる通算2万得点を達成している。これはNBA史上44人目の快挙。ハーフタイムに『NBC Sports Bay Area』のマイクを向けられたデュラントは「ファンのみんなに感謝したい。光栄なことだし、大歓声で称えてもらって恐縮している」とコメント。しかし試合後には、「今日はルーが乗っていた」と、節目の試合を勝利で飾ることができず苦笑するしかなかった。

右ふくらはぎの負傷から4試合ぶりに復帰したデュラントだったが、ウォリアーズは代わりにステフィン・カリーが昨年末に痛めた右足首を試合当日の練習中に再び痛めるアクシデントが発生。幸い深刻な状態ではないようだが、チームは大事を取って欠場させた。

中1日を置いてのバックス戦からアウェー5連戦。ここには15日のキャブズ戦、20日のロケッツ戦が含まれている。この1カ月でカリーとデュラントがともに出場したのは2017年最後のグリズリーズ戦と今年最初のマブス戦のみ。シーズンの最初の山場とも呼ぶべきこの敵地5連戦で、両エースの揃い踏みに期待したい。