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レイカーズ加入の噂が独り歩きする状況にも無言を貫く

今オフにフリーエージェントになるレブロン・ジェームズの獲得競争には、レイカーズ、ロケッツら多数のチームが参戦すると言われている。それもそのはず、レブロンは33歳になった今シーズンにキャリアベストのパフォーマンスを見せており、年齢による衰えは全く見られないからだ。相当のサラリーを保証する必要はあるが、どんなチームもレブロンを獲得すればすぐさまNBA優勝を狙えるポジションにつけることができる。

しかし、レブロン自身は去就についての発言を避けている。あくまでキャブズのリーダーとして、今シーズンに集中している。彼の代理人を務めるリッチ・ポールは、ポッドキャスト番組『The Hoop Collective』に出演した際、「レブロンが今やるべき仕事は、優勝を目指すことだ。彼は今、信じられないくらい高いレベルでプレーしている。どういう形であれ、シーズン終了後に徹底的に話し合うつもりだ」とコメント。

具体的な内容については「すべての選択肢を検討する」と話すだけに留まった。

キャブズとの再契約という可能性が消えたわけではない。しかし、ロサンゼルスに別邸を構えるなど、周囲ではレイカーズ移籍という噂が独り歩きしている。レブロンはそれを認めもしないし、否定もしない。どういう決断をするにせよ、レブロンが最優先するのは、優勝するという強い気持ちと、それを実現させるだけの努力をする球団かどうか、という2点になると見られている。

ポールは言う。「結論を下す話し合いは2分で終わる可能性もあるし、3日かかる場合もあり得る」

キャブズに残り地元でキャリアを終えるか、それとも新天地で『スーパーチーム』を結成するのか、およそ半年後の決断に注目が集まる。