マイアミエリアの学校、ユースセンターにもバスケットリングを寄贈
新型コロナウイルスの感染者数は日に日に増加し、NBAは2019-20シーズン再開、あるいは中止という判断をまだ下せずにいる。
本来ならプレーオフが始まっている時期に自宅待機を余儀なくされ、身体を思うように動かせずにフラストレーションが溜まっている選手も少なくない。ヒートのジミー・バトラーもその一人だ。彼はバスケットができないつらさを少しでも解消するため、自宅に設置できるバスケットボールリングを購入した。そして同じ思いをしているチームメートやコーチのために、全員分のバスケットリングを購入してプレゼントしたという。
『Miami Herald』によれば、バトラーはユタにあるLifetimeという製造業者からバスケットリングを購入し、2ウェイ契約選手を含む全員の自宅に届けた。
バスケットリングを受け取ったゴラン・ドラギッチは、先週末Instagramのライブディスカッションに出演した際、「2日前に大きなボックスが家に届いたんだ。荷物はジミーからで開けてみたら、バスケットボールリングが入っていた」と語った。
「家にあったのは子供たちが遊ぶためのものだったから、自分用のリングはなかった。昨日ようやく組み立てて、早速活用させてもらっているよ。ジミー、ありがとう。感謝しているよ」
バトラーはチームメートだけではなく、パンデミック終息後に再び屋外で子供たちが遊べるようになった時のために、マイアミエリアの学校、ユースセンターにも同様にバスケットリングを寄贈したという。
バトラーはいつシーズンが再開しても対応できるように、シーズン中と変わらぬ強度でのトレーニングを続けている。しかし身体の状態は整っていてもバスケットリングがなければシュートタッチが鈍ってしまう。バトラーはウェイトトレーニングやコンディショニングのほかに、自宅のリングでも猛練習を積んでいるに違いない。