西カンファレンス首位決戦、総合力で上回るウォリアーズが敵地でロケッツを撃破

2018/01/05
NBA&海外
135

写真=Getty Images

脇役がきっちりと役割を果たしたウォリアーズ

ロケッツはジェームズ・ハーデンがハムストリングを痛めて2週間前後の戦線離脱中。対するウォリアーズも右のふくらはぎを痛めたケビン・デュラントが、軽傷ではあるが大事を取って欠場することに。両チームともエースを欠いたが、好カードであることには変わりない。

ロケッツはハーデンに代わりオフェンスを引っ張るクリス・ポールが28得点、エリック・ゴードンが30得点、そして年末に加入したばかりのジェラルド・グリーンが29得点と即戦力の期待に応えたが、チームの総得点114のうち87をこの3人で稼ぐバランスの悪さを露呈した。対するウォリアーズはバランスの良さが目立った。

一進一退の攻防が続き、第3クォーターのラスト1分でウォリアーズが逆転したものの、93-90と差はわずか。それでも第4クォーター立ち上がりを勝負どころととらえたウォリアーズが、猛烈なランを見せる。ステフィン・カリーをベンチで休ませた時間帯、最初の2分で失点をフリースローによる1点に抑えて101-91と点差を2桁にまで広げる。

このリードを保ったまま時計を進め、残り3分半でクリス・ポールの3ポイントシュートを浴びて115-108と7点差に詰め寄られた場面で、今度はカリーが大仕事。正面にジェラルド・グリーンが付いているのもお構いなしにロングスリーを決め返す。この際にクリス・ポールが抗議をしたとしてテクニカルファウルを取られ、ロケッツは精神的に折れてしまった。残り時間を悠々と消化したウォリアーズが最終スコア124-114で快勝している。

ウォリアーズの勝利に貢献した『脇役』の一人がデイビッド・ウェストで、11分のプレータイムで7本中6本のシュートを決めている。出場機会は限られるが、特に勝負どころとなった第4クォーター立ち上がりに身体を張って攻守を支えたベテランらしい働きを見せた。もう一人を挙げるならケボン・ルーニー。デュラント不在の状況でパワーフォワードのポジションを埋め、15分の出場で7得点8リバウンド。37歳のウェストと21歳のルーニー、ベテランと若手がそれぞれの立場でチームに貢献する。29得点のカリー、28得点のクレイ・トンプソンの活躍ももちろんだが、彼ら『脇役』がその時にチームに必要な役割をきっちり果たすところがウォリアーズの強みだ。

ウォリアーズはこれで31勝8敗、2位ロケッツとのゲーム差を3に広げている。また11月末から続くアウェーゲームでの連勝を9に伸ばしている。一方のロケッツはこの2週間で2勝6敗と急ブレーキ。ハーデンの戦線復帰を待っていたのではウォリアーズに独走態勢を築かれてしまいそうだ。