マブスのルーキー、デニス・スミスJr.がドライブからの被ファウルの少なさに困惑

2017/12/29
NBA&海外
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写真=Getty Images

老獪な術を持たないルーキーが直面する課題

マーベリックスの新人デニス・スミスJr.はNBA1年目から活躍、開幕から28試合すべてで先発起用されて高い評価を得ている。『豊作の年』と言われた今年のドラフト全体9位で指名されたものの、その能力はトップ4以内で指名されていてもおかしくない逸材だ。ここまで平均13.4得点、3.9リバウンド、4.0アシストと1年目のポイントガードとして立派な成績を残している。

身体能力の高さを生かし、ドライブで積極的に仕掛けていくスタイルが武器なのだが、悩みがないわけではない。ドライブからファウルをもらう回数が極端に少ないのだ。スミスJr.のドライブ時の被ファウル数は1試合平均0.6回で、リーグ1位の2.2回を記録しているジェームズ・ハーデンとの差は圧倒的。彼はこれを偶然ではなく、自分の実力が足りないからだと考えている。ジャッジを味方につける技術は、経験を積むことでしか身に着かない。

強引なアタックを繰り返すプレースタイルだけに、相手との接触によるケガも絶えないようで、スミスJr.はガールフレンドも喜んでいないと『Mavs.com』に言う。「これからファウルをもらえる回数が増えると良いね。彼女も僕の顔が傷だらけなのはうれしくないだろうから」

ハーデンやデマー・デローザンのような老獪なテクニックを身に着けるには時間が必要だ。今は、持っている武器をすべて生かし、果敢にアタックして活路を見いだす時期だろう。ガールフレンドには気の毒だが、顔の傷も『NBA選手としての勲章』と思ってもらうしかなさそうだ。