「いろいろなドリルもできるようになって調子も良い」
ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、昨シーズンのNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂する大ケガを負った。当初は今シーズンのプレーオフで復帰すると想定されていたが、リハビリが長引き全休となった。
シーズンは新型コロナウイルスの影響で中断し、各クラブの練習施設は封鎖されているため、選手は自宅でのトレーニングを続けている。トンプソンのリハビリ施設も同様に封鎖されたが彼の父、マイカル・トンプソンがラジオ番組『95.7 The Game』に出演した際に、息子の近状を明かした。
「今は脚を引きずることなく歩いていて、痛みもない。気分も良いみたいで家で自主練習を続けているよ。いろいろなドリルもできるようになった。クレイは『調子も良いし、来シーズンを全力で戦う準備ができている』と言っている」
リハビリ施設の封鎖が決まった時にはウォリアーズのボブ・マイヤーズGMもトンプソンのリハビリに支障が起こることを心配していた。しかし、彼は自宅でリハビリに励み復帰に向けての努力を続けている。
今はリーグが再開するかどうか、そして来シーズンの開幕時期も不透明な状況だ。それでも来シーズンが開幕した際には、トンプソンの復活により再び強いウォリアーズが見られるはずだ。