コービー・ブライアント

「君の功績は歴代の偉人たちと一緒に生き続ける」

今年1月下旬にヘリコプターの墜落事故で他界したコービー・ブライアントが、2020年のバスケットボール殿堂入りを果たした。

レイカーズの球団運営副社長兼GMを務めるロブ・ペリンカは、コービーの代理人を長年務め、家族ぐるみの友人でもあった人物。彼は亡き友、コービーの殿堂入りに際して『clutchpoints』の取材にこう答えている。

「コービーはMVPやチャンピオンシップ、金メダル、オスカーといったタイトルにはこだわらない人間だった。しかし、このバスケットボールの殿堂という栄誉は誇るべきもの。今後も高く評価されると信じているし、感謝しているよ」

また、コービーには次のようなメッセージを送っている。「親愛なる友へ、心から祝福するよ。殿堂入りは今までの汗と苦労、すべてのハードワークに相応しいものだ。君の功績は歴代の偉人たちと一緒にコート上で生き続ける。そして君の伝説と魂は永遠に成長し続けるはずだ」

コービーは、レイカーズ一筋だった20年間の現役生活で数えきれないほどの栄光を勝ち取ってきた。1996年のデビュー以来からNBAで5回の優勝、18回のオールスター選出、通算得点は3万3643と、NBAの歴史でもレジェンド中のレジェンドだ。

バスケットボールの殿堂入りを果たしたコービーの魂は、これからも多くのバスケット選手に受け継がれていく。