「ケガをしても、近しい人間が亡くなっても、困難に遭ってもプレーし続けた」
4月4日、2020年のバスケットボール殿堂入りを果たす9名が発表され、ケビン・ガーネットも名を連ねた。
ガーネットはNBAでプレーした21年間で、オールスター選出15回、優勝1回、NBAオールディフェンシブ・ファーストチーム選出9回、リバウンド王獲得4回という輝かしいキャリアを残した。発表後にガーネットは『ESPN』の番組にリモート出演し、殿堂入りを「集大成」と表現し喜びを語った。
「数え切れないほどの時間を費やし、休みなく努力して自分の技術を磨いてきた。ケガをしても、近しい人間が亡くなっても、困難に遭ってもプレーし続けた。なんの言い訳もせず、学び、築き上げてきた。これぞ集大成さ。今までの努力は、すべてこのためにあったと言っても過言ではないよ。殿堂入りという名誉を受けられるなんて、本当にうれしい」
今年は同じ時代にライバルとして戦ったティム・ダンカン、そして1月下旬にヘリコプターの墜落事故で急死したコービー・ブライアントも殿堂入りを果たす。
殿堂入り式典は、8月下旬にマサチューセッツ州のスプリングフィールドで予定されている。ガーネットとダンカンは、壇上で故コービーとの思い出を語るだろう。2000年代のNBAを代表するスーパースターが揃って殿堂入りを果たす今年の式典は、例年以上に注目される。
2020年バスケットボール殿堂入り
コービー・ブライアント
ティム・ダンカン
ケビン・ガーネット
エティ・サットン
ルディ・トムジャノビッチ
タミカ・キャッチングズ
キム・マルキー
バーバラ・スティーブンズ
パトリック・バウマン
What a journey. #20HoopClass inductee, Kevin Garnett. pic.twitter.com/p7QeCJlzhK
— NBA (@NBA) April 4, 2020