ロケッツの連勝を支えるジェームズ・ハーデン、アイソレーションからの得点が倍増

2017/12/19
NBA&海外
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写真=Getty Images

今シーズンこそシーズンMVP受賞なるか

今夏にクリス・ポールを獲得したロケッツでは、シーズン開幕前からジェームズ・ハーデンとの共存が話題になった。お互いにボール保持してプレーのペースを作るタイプなだけに、噛み合わなければ機能不全を起こしてしまうと見られたが、その結果は見ての通り。ロケッツは。球団史上3位タイの13連勝を達成した。

ポールは開幕戦でヒザのケガを悪化させて欠場を続けたが、復帰後からチームは負けていない。だが、なんといってもロケッツを引っ張っているのはハーデンだ。そのエースのプレーで、昨シーズンから大きな違いが見られるスタッツがある。それは、アイソレーションからの得点だ。

昨シーズンのハーデンは、アイソレーションからリーグトップとなる1試合平均6.6得点を記録したのだが、今シーズンは現時点で10.5得点をマークしている。また、ある選手がコートにいる際、同選手を中心とするチームプレーが生まれた割合を示す『Usage Percentage』でも、先発選手の中でリーグ1位の35.8%という数字を残すなど、非常に効率良くプレーを決めていることが分かる。

また、ステップバックからの3ポイントシュートでも大きな成長が見られる。今シーズン開幕からステップバックからの3ポイントシュートを47本放ち、リーグ最多となる26本を成功させているハーデンだが、ロケッツでの1年目、2012-13シーズンは年間で33本放ち10本成功に終わっている。当時とはチーム戦術も異なるだろうが、12-13シーズンの成功率が30.3%なのに対し、今シーズンは55%を上回っているのだ。このシュート力に加えて、ドライブからファウルを誘う厄介な技術も健在で、文字通り『アンストッパブル』な選手に成長した。

ここ数シーズン続けてシーズンMVP候補に挙げられながら受賞を逃しているハーデンだが、キャリアベストを更新する勢いのレブロン・ジェームズが残すインパクトを上回り、今シーズンこそ選手として最高の栄誉を手にできるかもしれない。