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若い選手にとっては最高のモチベーションに

14日に対戦したレイカーズとキャバリアーズ。レブロン・ジェームズが話題のルーキーであるロンゾ・ボールにアドバイスを送ったことが話題となったが、レブロンはブランドン・イングラムにも言葉をかけていた。

キャブズには敗れたものの、チームハイの26得点を挙げたイングラムは「これからも今やっていることを続けて、成長し続けるように」と言われたことを明かしている。「僕にとっては励みになるよ。もちろん、彼に言われたように成長を続けるつもりでいる」と語った。

今シーズンのイングラムは、平均15.8得点、フィールドゴール成功率44.3%を記録。ルーキーイヤーの昨シーズンに残した平均9.4得点、フィールドゴール成功率40.2%から数字を伸ばしている。まだ20歳のイングラムには多くの伸びしろが残されている。現役ベストプレーヤーであるレブロンの激励はまたとない刺激となるはずだ。

こうなると、レイカーズ周辺では来夏にレブロンが加入し、ボールやイングラム、さらにはカイル・クーズマやジョーダン・クラークソン、ジュリアス・ランドルといった有望株を引っ張ってほしいと願う声が大きくなる。レブロンは「くだらない雑音」と一蹴したが、来夏に大型補強に打って出ることがほぼ確実なレイカーズにとって、レブロンは間違いなく最大のターゲットだ。