とどろきアリーナ

新型コロナ感染とは決まっていないが、リスクを考慮

Bリーグは今日から無観客でのリーグ再開となったが、18時5分での試合開始が予定されていた川崎ブレイブサンダースvsレバンガ北海道の試合が、直前になって中止となった。

これはレバンガの3人の選手に発熱があったため。まずマーク・トラソリーニが前夜の検温では問題なかったものの、のどの痛みを訴えており、今朝に37.1℃あったため試合会場入りせずにホテルで待機することになった。チームは16時半に試合会場に到着したが、その際の検温でケネディ・ミークスが37.3℃、市岡ショーンが37.1℃。新型コロナウイルスで危険とされる37.5℃には達していなかったが、試合を行うことで選手間での感染リスクがあること、また家族まで含めた健康リスクを考慮して、会場に来ていたリーグスタッフと、両チームの社長による協議の末に試合中止が決まった。

Bリーグは11日(水)に無観客でのリーグ再開を決定し、この日に再開したばかり。選手やスタッフの間で、無観客ではあっても遠征と試合を行うことへの不安の声があったのも事実だ。両社長を交えた議論の中では、選手の不安をぬぐい切れない、との話もあったという。

NBAでは先日、ジャズvsサンダーの試合で選手が体調不良を訴え、検査したところ新型コロナウイルスの陽性反応が出て、即座にリーグ中止の決定が下された。今回の3選手がただの微熱で、大事に至らないことを願いたい。